失った強かさについて

自分の中でなんとなく、「あ、これ、めっちゃ言いたかったことだ」ってなるツイートができる時がある。例えばそれがこれ。

 

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高校生の時と大学生になった今でなにかが自分の中で決定的に変化していて、僕はわりとその自分自身の変化について行けていなかった。置いてけぼりになっていた。

 

そして辿り着いたのがこのツイートだった。高校生の時は向き合わなければいけないことがたくさんあって、逃げ道も塞がれていた。それに、その当時逃げることで得られるものは何一つなかった。(もちろん逃げたこともあったが、すぐ、逃げたことを後悔した。)

 

大学生になって、お酒を覚えたし、授業を飛ぶことを覚えた。一人暮らしを始めて、自由な生活を得て...。なににも縛られなくなってしまった。そうすると高校生の時からずるずると自分を縛ってきたコンプレックスや呪いがゆっくりと自然に解けていくのと同時に、自分自身でそれを引き剥がそうと破滅願望とも取れる行動をとった。

 

けれど、いくつかの呪いは未だにかかったままだ。祈りも呪いも簡単には解けなくて、僕の心の底に根を張って共に生きている。

 

高校生の時はそんな呪いの中でそれでも負けないように立ち向かってうまくやりくりしていたあれこれが大学生になってからは逃げ腰になって、すぐ諦めてしまうようになった。

 

そんなことをランニングが終わった後の夏みたいな夜のぬるい空気の中でふと、思いついた。